江別珈琲豆屋 Tutti(トゥッティ)
Tuttiは自家焙煎にこだわった小さな珈琲豆屋です。
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Tuttiは北海道江別市の野幌公園にほど近い、自家焙煎の小さな珈琲豆屋です。
お店に関する色々なお知らせ、日々の出来事などを綴っていきます。



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成人の日に
3連休最終日の今日は「成人の日」です。
いつもは月曜日は定休日ですが、本日は祝日ですのでTuttiも営業しております。

成人を迎えるみなさま、おめでとうございます。

晴着を着て旧友たちと賑やかに笑い合う姿、
やんちゃしすぎて警察に制圧される姿、
すっかりこの時期の風物詩と化した感がありますね。

私自身は成人式には参列せず、淡々とその日を過ごしました。
晴着も着なかったし、写真も撮らなかったな。

そうすることの意味とか必要性が、見いだせなかった気がします。

「みんながするから」というのは自分にとっては答えではなく、
意味のわからないことは、することができない。

そんな青臭さ、頑固さは今も全然変わってないような気がします。

20歳を過ぎたら大人だとか、成人式に出たから成人だとか、
いわばひとつの通過儀礼みたいなものなのでしょうが、
少なくとも、自分には必要ないと思ってました。

あれからたくさんの月日が過ぎましたが、果たして自分は「成人」できているのでしょうか。

この答えは一生かかって探していくものなのかもしれません。


ぼんやりとそんなことを考えていたら、こんな詩を見つけました。
現代に生きる大詩人、谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩です。






「成人の日に」 谷川俊太郎



人間とは常に人間になりつつある存在だ

かつて教えられたその言葉が

しこりのように胸の奥に残っている

成人とは人に成ること もしそうなら

私たちはみな日々成人の日を生きている

完全な人間はどこにもいない

人間は何かを知りつくしているものもいない

だからみな問いかけるのだ

人間とはいったい何かを

そしてみな答えているのだ その問いに

毎日のささやかな行動で



人は人を傷つける 人は人を慰める

人は人を怖れ 人は人を求める

子どもとおとなの区別がどこにあるのか

子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな

おとなは一生大きな子ども



どんな美しい記念の晴着も

どんな華やかなお祝いの花束も

それだけではきみをおとなにはしてくれない

他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ

自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ

でき上がったどんな権威にもしばられず

流れ動く多数の意見にまどわされず

とらわれぬ子どもの魂で

いまあるものを組み直しつくりかえる

それこそがおとなの始まり

永遠に終わらないおとなへの出発点

人間が人間になりつづけるための

苦しみと喜びの方法論だ




谷川俊太郎詩集『魂のいちばんおいしいところ』より





詩を紹介するなんて、ちょっと照れ臭いですね。
でも、今日はあえてそれをしようと思いました。
説明の言葉は必要なし、
それぞれが、それぞれで感じるもの、きっとそれがその詩の魂です。



成人の日を20歳を迎える若者の日ではなく、
誰もが「人に成る」ということに思いを馳せる日にすれば、
今日という日の意味は少し違ってくるかもしれませんね。




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